人や物に取り憑き、不幸や災いを呼び寄せる呪いの怪談を集めました。恐怖と因縁が交錯する物語です。
怪談クラブがお届けする、ネット掲示板に書かれていた「悪魔と話せるおまじない」の怪談。午前4時44分、暗い部屋で鏡にスマホを向けた大学生は、画面の向こうに何かを見てしまう。軽い好奇心から始まった儀式は、やがて部屋の外から聞こえる女の声と、不気味な訪問者を呼び寄せていく。深夜のネット文化と怪異が交差する恐怖体験。
怪談クラブがお届けする、完璧すぎる美貌を手に入れた元恋人との再会を描く恐怖の怪談。整形を繰り返した末に人ではない何かへ近づいてしまった女。神社の鳥居に拒絶され、崩れ始める顔の奥には、何枚もの別の顔が潜んでいた。人間が触れてはいけない存在と契約した女の末路とは。
怪談クラブがお届けする、成功の裏に潜む代償を描いた恐怖譚。繁栄をもたらす神を祀っていた一族に訪れた異変。不運の連鎖の果てに現れたのは、常識を逸脱した家族の姿だった。富と引き換えに住み着く存在の正体とは。
怪談クラブがお届けする肝試しの代償。遊び半分で踏み込んだ山の神社で起きた惨劇。逃げたはずの夜、すでに運命は決まっていた。仲間が順番に消えていく中、残された者が気づく本当の役割とは何か。
怪談クラブがお届けする、奇妙な住み込みアルバイトの話。掲示板で見つけた「お世話してくれる人募集」という高額バイト。その仕事は神さまに食事を供え、祝詞を読むことだった。だが供え物は誰も触らないのに消え、夜には男の声が聞こえる。
怪談クラブがお届けする、裏社会に潜む異形の存在の噂。権力の裏で起きる連続死と、狐のような目をした男の正体に迫る恐怖譚。
怪談クラブがお届けする、愛と血縁に絡みつく古い呪いの怪談。結婚を前に明かされた家系の秘密は、山に棲む鬼女と、終わっていない儀式の存在だった。
怪談クラブがお届けする、林間学校の裏手で見つかった地図に載らない井戸。中学二年の夏。 林間学校で訪れた山のキャンプ場は、 古い宿舎と広場が整備されているだけの、 ごく普通の施設だった。ただ一つだけ変なのは、 敷地図に書かれていない裏手の藪だった。 底に眠る骨の山と、覗いた少年に忍び寄る呪いを描く、濃密な怪異譚。
怪談クラブがお届けする古本屋で手に取った百円本にまつわる怪異。近所の古本屋で、なんとなく百円コーナーを眺めていた。そこで昔少し話題になった自己啓発本を見つけた。ベストセラーだったはずなのに表紙は色あせ、ページの端は何度も折られている。前の持ち主が残した異様なメモと恐ろしい結末が語られる物語。
怪談クラブがお届けする、優秀な同僚を追い詰めた「呪いの依り代」の物語。会社に、誰もが一目置く優秀な同僚がいた。 ところが、ある時を境に、彼は急におかしくなった。幻覚のように現れる女の霊と、そのたびに音を立てる奇妙な黒い石。その石を砕いたことで、呪いは終わるが、呪いの「代償」はどこへ向かうのか。
怪談クラブがお届けする、過去に自殺配信を行ったとされる女配信者にまつわる呪い。む数年前に亡くなったと言われて削除されたはずの配信者「闇病み」の動画を視聴した友人は、「あなたが死ぬところを見せて」という呪いの言葉に追われ、精神的に追い詰められていく。
怪談クラブがお届けする、インターネットで見つけたという「カリヤマスミコの呪い」にまつわる話。友人は、昔から何でもネットで調べるタイプだった。嫌な上司を消すために呪いに手を出した友人は、やがてその呪いの「器」となり、異形の呪いに蝕まれていく。助かる方法はない。