怪談クラブがお届けする、蔵に眠っていた呪われた幽霊画の怪談。小学生の頃の夏休み、夜に家族でテレビを見ていた。怖がりながら見ていたが、途中で「呪われた幽霊画」というコーナーが始まった。見たはずの掛け軸が部屋に現れ、家族は誰も知らないと言う。記憶と現実が食い違う中、あの絵は本当に存在していたのか。
怪談クラブがお届けする、クラスのヒーローだった超能力少年の怪談。黒い車に乗せられた後、戻ってきたヤマっちはどこか違っていた。本当に帰ってきたのは誰だったのか。記憶と違和感が交差する不気味な物語。
怪談クラブがお届けする、誰もいないはずのオフィスで漂う甘い香水の怪談。すりガラス越しの女の影、内側から伸びる指、そして密室のエレベーターに残る匂い。逃げたはずなのに、香りだけが追いかけてくる恐怖。
怪談クラブがお届けする、相場より安すぎる中古物件の内見怪談。きれいに見える家と、廃墟にしか見えない家。夫婦で食い違う記憶の先にいた怒った女とは何だったのか。夢か現実か、境界が崩れる瞬間を描く。
怪談クラブがお届けする、森の奥で見つけた半開きのマンホールの怪談。底に広がっていたのは青空と、少しだけ違うもう一人の自分。軽い悪ふざけの代償に、裏世界へ降りたケンジは本当に同じ人間だったのか。
怪談クラブがお届けする、深夜二時に必ず聞こえる女の唄の怪。歌詞はほとんど聞き取れない。ただ、同じ言い回しが繰り返されているように感じた。学生街の古いアパートで始まった異変は、歌詞が聞こえる者と聞こえない者を分け、やがて呼ばれた彼氏を連れ去った。分からない方がいい唄の話。
怪談クラブがお届けする、小学生時代に目撃した“チュパカブラ”騒動。酪農家の友達の家に泊まり込んだ夜、防犯ブザーとともに現れた二足歩行の異形。都市伝説では片付けられない、山へ消えた存在の正体とは。
怪談クラブがお届けする、夜間清掃員が体験した閉鎖病棟の怪異。誰もいないはずの五階で聞こえるベッドの軋み、蝋人形のような人影、そして退院したいと囁く声。病室の外に出してはいけない何かの話。
怪談クラブがお届けする、初夏の海辺で体験した不可解な夜の出来事。砂に埋まった女性を助けたはずが、引き出されたのは異様に長い上半身だった。波音の中を追いかけてくる笑い声の正体とは。
怪談クラブがお届けする、山で体験した不可解なやまびこの話。大学時代のことだ。気分転換に、近場の低い山へ一人で登った。反響のはずの声が、会話のように返ってくる。距離を縮めながら追いかけてくる存在の正体とは。山の静寂に潜む、もう一つの声の物語。
怪談クラブがお届けする、真夏の夜にベランダで起きた不可解な出来事。悲鳴のような猫の声、形を持たない影、こちらを見つめる二つの眼。助けを求めて部屋に飛び込んできた猫が守ろうとしていたものとは。
怪談クラブがお届けする、近所の山に現れるというUFOの噂から始まる奇妙な体験談。川に潜むワニ、そして姿を変える近所のおじさん。子供の好奇心が触れてしまった、説明できない存在の記憶。