怪談クラブがお届けする、海の底から釣り上げられた何か。大学時代の友人、中野さんが突然連絡してきた。「すげぇ場所を見つけた。一緒に行こう」その声は、どこか浮き足立っていた。当日、珍しく高熱を出して寝込んでしまった。うなされていたときスマホが鳴った。「すげえのが釣れた」中野さんが言う。嫌な予感がした。
怪談クラブがお届けする、深夜のドライブ中に迷い込んだ山中の廃ドライブインで出会った山姥のような老婆。存在しない店と、伝承に結びつく恐怖の記録。
怪談クラブがお届けする、首無しの遺体が複数上がったという古い記録と、現代にも続く川の怪異。川辺で見た人影と、土地に残る閉ざされた歴史が導く恐怖の記録。
怪談クラブがお届けする、1990年代初頭に地方都市で起きた女子生徒の異変。黒い舌を訴え、教会と寺と神社が合同で儀式を行った前代未聞の出来事と、その後に起きた連鎖する怪異の記録。
怪談クラブがお届けする、工事現場にある真っ暗なプレハブ小屋の怪異。会社帰りの深夜1時。残業続きで疲れ果て、最寄り駅から家までの静かな道を歩いていた。覗き込むと、中で4人ほどの影が異様に激しく踊っていた。やがて灯りがつき、窓に浮かび上がったのは逆さまの顔だった。
怪談クラブがお届けする、深夜の郊外ファミレスに現れた不自然な動きをする女性。私が学生時代に深夜のファミレスでアルバイトをしていたときの体験です。奇妙な客が来店する。黒い帽子に黒いロングコート。真夏とは思えないほどの厚着で、顔はほとんど見えません。注文したパフェが跡形もなく消え、扉をすり抜けた不可解な客の正体とは。
怪談クラブがお届けする、昭和の夏休みに少年が東北の田んぼで遭遇した白く揺れるものの怪異。田んぼで見た謎の白い人影。少年は何かに魅入られてしまったのだろうか。祖父母が渡してくれた木像。夜に訪れた足音と焦げた木像が示す、見てはならない存在の正体とは。
怪談クラブがお届けする「或る失踪事件」の怪談。家族が血痕だけを残して消えた家、奇妙な儀式の痕跡、屋根にいた“異形”。警察官の証言から浮かび上がる恐怖の真相とは。
怪談クラブがお届けする「つながる番号」。 夜ごとに鳴る非通知の電話――出るたびに、距離が近づいてくる。 そして最後に“つながる”のは、あなたの番号かもしれない。
怪談クラブがお届けする「山奥のカカシ」。 林業の現場で目撃されたそれは、本当に人が立てたものだったのか。 夜の山に響く「ミシ……ミシ……」という足音が、 今もどこかの森で聞こえているのかもしれない。
怪談クラブがお届けする「深夜のナースコール」。夜勤を始めて間もない頃の話。勤務していたのは、都内の総合病院。その夜は、私ともう一人の看護師の二人体制でした。空室のはずの病室からかかってくる電話。亡くなった母親の声は、今も息子を探しているのかもしれない。
怪談クラブがお届けする、昭和の家庭電話をめぐる怪異譚。奇妙なことが起き始めたのは、梅雨の終わり頃の夕方だった。その日は家族が全員出払っていて、一人で留守番をしていた。突然、電話が鳴った。夕方に鳴る無音の電話と、夜中に語りかけてくる声。その正体は、家の奥深くに眠っていた。