怪談クラブがお届けする「雑居ビルの階段」。 古いオフィスビルに現れた存在しない階段。 降りた者は、二度と戻れないかもしれない。
怪談クラブがお届けする語りの果ての怪談。オカルト研究サークルに所属するメンバーで挑んだ本気の百物語。多種多様な話を繰り広げるうちに変わっていく空気。百話目の先に待っていたのは、異世界の扉だった。語り手自身の「現実の終わり」その先にある真実とは一体。
怪談クラブがお届けする誘う霊の怪談。これは去年の夏、会社の先輩から聞いた実話。先輩たちは仲間数人と一緒に、郊外の河原でバーベキューをしていた。夏の河原で現れた三人組の男たち。なぜか溺れたふりをする彼らの笑顔の裏に潜むのは、過去に沈んだ亡霊たちの誘いだった。
怪談クラブがお届けする“帰らなかった先生”の怪異。 山奥の合宿所で忽然と姿を消した演劇部の顧問。 彼は今も、あの夜のまま“待ち続けている”という。
部活の合宿で訪れた合宿施設。職員から「入るな」と警告された203号室に、何者かが忍び込む。そこで見た、集合写真に写り込む同じ顔の女子生徒。その日から、彼女は姿なき存在に監視され始める。
怪談クラブがお届けする、体育館の倉庫で起きた放課後の怪異。活が終わったあと、一人で体育館の戸締まりを任されていた。冬の夕方は暗く、体育館の中も広くて静かだ。ボールを片付けて倉庫に鍵をかけようとしたそのとき「誰かいるの?」声をかけたその先にいたのは、帰れなくなった少女の霊だった。
怪談クラブがお届けする、新聞配達員が出会った存在しない家の怪談。 毎朝の配達ルートに追加された新しい契約先。しかし、その家はすでにこの世になかった。
怪談クラブがお届けする、実際の保険営業員が体験したという訪問先の家の怪異。 扉の向こうにいたのは、契約を望む客ではなく、すでに死んだ誰かだった。
怪談クラブがお届けする、長野の山あいで起きた実話怪談。その村には、古くから「道祖神(どうそじん)」が祀られていた。石でできた素朴な像が、村の入り口の道端にちょこんと座り、道を守り、災いを防ぐ境の神として信仰されていた。村の守り神「道祖神」を動かした若い夫婦に訪れたのは、静かな祟りと、忘れてはいけない視線の記憶。
怪談クラブがお届けする、東北の片隅に残る昭和怪談。駅裏にあった一軒の家。その障子の向こうで“見ていた”のは、一体誰だったのか——。
怪談クラブがお届けする水にまつわる怨念の怪談。数年前の梅雨の終わりの夜だった。都内を襲った記録的なゲリラ豪雨で、道路は冠水し、地下鉄は止まり、豪避難した住民たちは、近くの町内会館を臨時の避難所として利用していた。避難所のガラス扉の向こうに現れた濡れた女。その瞳が、あなたの記憶にも焼きつく。
怪談クラブがお届けする水の記憶の怪談。都市の片隅、誰も知らない戦前からある古い用水路の調査に出かける。ぬっと、それが顔を出した。青黒く湿った肌。 人の皮膚に魚の鱗を重ねたような質感。黒目の大きな目。その底に潜むのは、記録にも残らぬ何か、あなたを見上げる水底の眼。