怪談クラブがお届けする、山奥の渓流で遭遇した怪鳥の怪談。 音を失った沢、異様な姿の鳥、そして戻らなかった釣り人。 人が踏み込んではいけない場所は、確かに存在する。
怪談クラブがお届けする、潮の満ち引きで姿を現す沈んだ鳥居にまつわる恐怖体験。大学の夏休み、俺は彼女と海沿いの町を旅行した。宿で夕食をとっていると、同じ時間に来ていた初老の男性が話しかけてきた。潮が引いたときだけ海中に姿を現すという鳥居。封じられた岬に誘った謎の男の正体とは。
怪談クラブがお届けする海辺に現れた不可解な潮だまりの恐怖譚。小学生の頃、家族で毎年訪れていた静かな海水浴場があった。人気は少なかったが、落ち着いた雰囲気と穏やかな波が心地よく、取り残された魚のきらめきの奥に潜むものが、子どもたちを静かに引き寄せる。
怪談クラブがお届けする山の怪異。大学の先輩に誘われてキャンプに参加したのは、9月の終わり頃でした。隣で寝ていたコウジが低い声で囁きました。深夜のテントの外から聞こえた声「開けて」。もし、あの時ファスナーを開けていたら、どうなっていたのだろう。
怪談クラブがお届けする、山奥の撮影旅行で起きた不可解な体験。大学の写真サークルに所属しているミオは、夏休みに一人で風景写真の撮影旅に出かけた。木漏れ日や苔むした木々を撮影するのが目的だった。何度も同じ道を通っているはずなのに、戻れない。森に覚えられた写真家の話。
怪談クラブがお届けする、通話時間にまつわる都市伝説。 18秒だけ繋がる番号の向こうで、助けを求める声を聞いたとき、もう引き返せなくなる。
卒業制作で球体関節人形を制作する美大生・由佳。インスピレーションを求めて見つけた古いアルバムには、見知らぬ少女が写り込んでいた。その少女をモデルに人形を完成させた時から、怪異は始まり、やがて由佳自身もその人形に存在を乗っ取られていく。
怪談クラブがお届けする、代々受け継がれてきた雛人形に宿る増えていく存在の恐怖。大学時代、私は精神を病んで祖母の家で療養していました。しかし私が二階に上がろうとすると、必ず「そこには入らないでおくれ」と言って止めるのです。見てはいけない部屋で出会った雛は、やがて生者の姿を写し取っていく。
怪談クラブがお届けする、山奥の廃墟で出会った「別の肝試しグループ」にまつわる怪談。大学時代に噂のあった宗教施設の廃墟に行くと、そこには先客がいた。 楽しげに近づいてきた彼らは、本当に生きている人間だったのか。
怪談クラブがお届けする、古い団地で起きた静かな恐怖。 深夜に聞こえる家族の気配と、誰も住んでいないはずの隣室の窓。 そこで見たものは、人の顔が重なってこちらを見つめ続ける異様な光景だった。
怪談クラブがお届けする、地方の小学校に伝わる花子さんの噂。しかし転校生Kが出会ったのは、花子さんではない別の何かだったという恐怖の物語。
怪談クラブがお届けする開けてはならない部屋。都内の築40年のマンションに、何年も埋まらない部屋があった。その304号室には「納戸に絶対に触れるな」という禁忌が。しかし、納戸から聞こえる「息遣い」と、そこに触れた住人に訪れる異変は、マンションに隠された恐怖の始まりだった。