怪談クラブがお届けする山の怪異。大学の先輩に誘われてキャンプに参加したのは、9月の終わり頃でした。隣で寝ていたコウジが低い声で囁きました。深夜のテントの外から聞こえた声「開けて」。もし、あの時ファスナーを開けていたら、どうなっていたのだろう。
怪談クラブがお届けする、山奥の撮影旅行で起きた不可解な体験。大学の写真サークルに所属しているミオは、夏休みに一人で風景写真の撮影旅に出かけた。木漏れ日や苔むした木々を撮影するのが目的だった。何度も同じ道を通っているはずなのに、戻れない。森に覚えられた写真家の話。
怪談クラブがお届けする、通話時間にまつわる都市伝説。 18秒だけ繋がる番号の向こうで、助けを求める声を聞いたとき、もう引き返せなくなる。
怪談クラブがお届けする、美大生が制作した球体関節人形にまつわる怪談。卒業制作に悩む由佳は、古いアルバムのどの写真にも写り込む見知らぬ少女を発見する。その少女をモデルに人形を作り始めると、夜ごと人形の位置が変わり、スマホには「リカ、もうすぐできあがる」という謎の声まで残されるようになった。
怪談クラブがお届けする、代々受け継がれてきた雛人形に宿る増えていく存在の恐怖。大学時代、私は精神を病んで祖母の家で療養していました。しかし私が二階に上がろうとすると、必ず「そこには入らないでおくれ」と言って止めるのです。見てはいけない部屋で出会った雛は、やがて生者の姿を写し取っていく。
怪談クラブがお届けする、山奥の廃墟で出会った「別の肝試しグループ」にまつわる怪談。大学時代に噂のあった宗教施設の廃墟に行くと、そこには先客がいた。楽しげに近づいてきた彼らは、本当に生きている人間だったのか。
怪談クラブがお届けする、古い団地で起きた静かな恐怖。 深夜に聞こえる家族の気配と、誰も住んでいないはずの隣室の窓。 そこで見たものは、人の顔が重なってこちらを見つめ続ける異様な光景だった。
怪談クラブがお届けする、地方の小学校に伝わる花子さんの噂。しかし転校生Kが出会ったのは、花子さんではない別の何かだったという恐怖の物語。
怪談クラブがお届けする開けてはならない部屋。都内の築40年のマンションに、何年も埋まらない部屋があった。その304号室には「納戸に絶対に触れるな」という禁忌が。しかし、納戸から聞こえる「息遣い」と、そこに触れた住人に訪れる異変は、マンションに隠された恐怖の始まりだった。
怪談クラブがお届けする空き家に引っ越してからだんだんおかしくなていく同僚の話。同僚の三浦が転勤先で引っ越した家は、前住人が逃げ出した「空き家」だった。入居直後から異様な気配と夜中に廊下を這う音に苛まれる。誰もいないはずの家から感じられる不気味な視線とは。
怪談クラブがお届けする、肝試しで起こった手にまつわる怪談。大学の友人たちと行った廃病院での肝試し。手探りの暗闇で、恐怖から手をつないだ相手は、冷たく骨ばった、人間ではない「何か」だった。怪談クラブが暴く、遊びに潜む、姿なき存在との不気味な接触。
怪談クラブがお届けする廃神社の怪談。小学生六人で肝試しに訪れた、夜になると柏手が聞こえる神社。そこで異様に背の高い女を目撃してしまった夜、村内放送が流れた。「〇〇様が出ました。決して家から出ないでください。」