夏のキャンプ場に、食料を求める女性グループがやってきた。彼女たちは、糸で操られた人形のようにぎこちなく、やがて友人の一人を誘い出す。怪談クラブが語る、深夜のキャンプ場に潜む、人ならざる者たちの恐怖。
キャンプで夜中にテントを叩く「誰か」。寒さを訴え、女子メンバーに似た声で「開けて」と懇願するその声に違和感を覚える。そして「ミユ」という知らない名前。朝になり、管理人の話で、そこは昔、行方不明者が出た山だと知る。