怪談クラブがお届けする、顔にまつわる怖い話特集。見慣れたはずなのに違って見える表情、目や口の位置に混じる違和感、笑っているのに感情が読めない視線。人の印象を決めるはずの顔が少しずつ崩れ、逃げ場を失っていく恐怖を集めました。
怪談クラブがお届けする、冬の観光地で起きた違和感の記録。去年の冬、彼女と一緒にクリスマスイルミネーションを見に行った。場所は郊外にある小さな観光地で、正直そこまで有名ではない。人の少ないイルミネーションの奥で見つけたのは、飾りではない光。 それは、見る者を選び、集めるための灯りだった。
怪談クラブがお届けする歌う幽霊の物語。うちの学校の夜の音楽室には噂によると歌う幽霊が出るらしい。「アルト」「テノール」「ソプラノ」「バス」。 四人の幽霊が四重唱を奏で、その歌を聞いた者は死ぬという。夜の校舎に響く四重唱。その旋律を聞いた者は、もう二度と帰れない。
怪談クラブがお届けする、電車通学で体験した奇妙な話。毎朝毎晩の通学のとき、線路沿いに建つ一軒家の窓から、毎日同じようにこちらを覗く顔。それはただの顔ではないようで…。ある日事故で電車が止まった日、動かない電車の中で、その顔と目が合った時、恐ろしい出来事が起きる。
怪談クラブがお届けする、設備工事のアルバイトでパイプの中に見た奇妙な「顔」の話。数年前、道路下に埋まってる古い鉄管を交換する仕事があった。キャップを外し、中を覗き込んだ。その瞬間、スッと人の顔が管の奥から出てきた。無表情なその顔は錯覚か、それとも鉄管の中に閉じ込められた人間の怨念なのか…。