怪談クラブがお届けする、友人にまつわる怖い話特集。いつも通りの会話に混じる違和感、急に噛み合わなくなる態度、知っているはずの相手が別人のように見える瞬間。近い関係だからこそ逃げられず、静かに崩れていく恐怖を集めました。
怪談クラブがお届けする、夢と現実の境界が溶ける怪異譚。それは去年の秋のことだった。大学のゼミで知り合ったユキちゃんと、少しずつ仲良くなっていた頃。夜ごと現れる井戸の夢。私とユキちゃんは同じ夢を見続ける。その中に覗くのは自分か、それとももう一人の誰かか。
怪談クラブがお届けする、流れるものにまつわる物語。大学4年の春休み、俺と友人のヒロシ、その恋人ユミ、そして当時の彼女ヨシコの4人で、山奥の観光地へ旅行に出かけた。通りかかった老人は警告する「滝へは行かないほうがいい」滝の音に混じって、呼ばれる声が聞こえたらもう、戻れない。
怪談クラブがお届けする、海が呼ぶ声の話。大学二年の夏。俺たち男四人は、都会の喧騒を離れ、海沿いの古びた旅館に泊まった。有名な観光地でもなく、地図にもろくに載っていないような静かな入り江。潮騒に紛れて聞こえる「助けて」は、本当に人の声なのか。 その名を呼ばれた時、もう戻ることはできない。