夏休み、早朝の森へ虫取りに出かけた親子。楽しんでいたはずの時間が一変する。木陰に立つ不気味な女の視線。振り向くたびに縮まる距離、そして向けられた指先は、なぜか幼い息子を指し示していた…。
新聞配達のアルバイトをしていた大学生が、ある日突然増えた配達先に不審な点を見つける。ポストに新聞が溜まり、窓からは白い顔が覗く。しかし、配達リストにその家は存在せず、やがてその家自体が消えてしまう。