怪談クラブがお届けする、懐古にまつわる怖い話特集。昔の写真や場所に触れたときに蘇る記憶、忘れていたはずの出来事が現実と重なる違和感。過去に戻ったような感覚の中で、現在との境界が崩れ、引き返せなくなる恐怖を集めました。
怪談クラブがお届けする幼い頃、毎晩のように見た悪夢。内容は毎回違うのに、必ず最後は「脇腹を刺される」という結末を迎える。夢とは思えないほどのリアルな痛みに、俺は目を覚ますたびうずくまって震えていた。大人になった今でも鮮明に覚えているその痛みは、本当に夢だったのだろうか。
怪談クラブがお届けする、夢の中で選択を迫る女「夢子」の怪談。「ねえ、夢子って知ってる?」大学の友人が、昼休みの食堂でそう話し始めた。古い日本家屋で繰り返される質問。一つでも間違えれば帰れないその家で、最後に選ぶべき答えとは。
怪談クラブがお届けする、懐かしさと恐怖が交錯する都市伝説。中学生のころ、引っ越し先で妙な路地を見つけた。家は町の外れ、小高い丘の上にぽつんと建っていて、裏手には細い石畳の道が続いていた。赤ちょうちんが灯る無人の路地、昭和の香り漂う定食屋、そして「おかえり」と囁く声。
怪談クラブがお届けする、釣りに関する怖い話。夜の釣り場で出会った、時代錯誤な格好のギャル。あれは、仕事終わりに後輩と二人で夜釣りに出かけた時のことだ。向かったのは、人気の少ない川沿いの釣りスポット。そこに現れたギャル。彼女の異様な言動と、その存在は、水辺に潜む異形の恐怖へと誘う。