怪談クラブがお届けする、お盆にまつわる怖い話特集。迎え火の夜、静まり返った田舎道、帰ってきてはいけない存在に混じる違和感。懐かしさと不気味さが入り混じる季節の中で、こちら側と向こう側の境界が曖昧になっていく恐怖を集めました。
怪談クラブがお届けする、山奥の母方の実家に封印されていた「魂の抜けない人形」の恐怖。蔵の窓に現れたのは、顔が塗りつぶされた異形の影。それは、自分が人間だと思い込んだまま、蔵に閉じ込められた存在だった。
怪談クラブがお届けする、亡き祖母との感動的な再会が恐怖へと変わる怪談。初盆に帰ってきた祖母。しかし彼女は同じ言葉を繰り返す人形だった。
怪談クラブがお届けする夏の終わりの墓地で出会った、墓石に名前を刻む奇妙な少年との話。夏の終わり、母から頼まれて、亡くなった祖母の墓参りに行くことになった。「今日は、だれがくるか しらべてるの。」彼の言葉と老婆の語る戦没者の霊。そして、帰宅後に起こった位牌の異変。疑心暗鬼を産む一話。
怪談クラブがお届けする、夏の終わりの静かな恐怖。夏休みの終わり頃、私は田舎の親戚の家に泊まりに行った。親戚のヒロ兄が言った。「今夜、隣の集落で盆踊りがある。ちょっと不思議なんだ。見たら忘れられないぞ。」無音の輪の中で踊る顔のない人々。あなたも、その中に混じっていませんか。