怪談クラブがお届けする、異界にまつわる怖い話特集。見慣れた景色と少しだけ違う世界、存在しないはずの道、こちら側ではない空気に満ちた場所。現実との境界が静かに崩れ、気づいたときには戻れなくなっている恐怖を集めました。
怪談クラブがお届けする、夏の終わりの静かな恐怖。夏休みの終わり頃、私は田舎の親戚の家に泊まりに行った。親戚のヒロ兄が言った。「今夜、隣の集落で盆踊りがある。ちょっと不思議なんだ。見たら忘れられないぞ。」無音の輪の中で踊る顔のない人々。あなたも、その中に混じっていませんか。
怪談クラブがお届けする、夏の海に現れる狭間道の怪。俺の祖父が住んでいたのは、そんな小さな海辺の町だった。潮が最も引く日にだけ現れる石道と、海の底に沈んだ神社。この世とあの世の狭間が繋がる限られた時間帯。海から呼ぶのは、あの日から帰れなくなった子供たちの声なのか。