夢の中で意識が覚醒し、出られなくなる私。舞台は薄暗い廃校舎。そこに現れたのは、巨大な顔だけの女だった。現実で起きた連続失踪事件との奇妙な符合。怪談クラブがお届けする、奇妙な夢から抜け出せなくなった女性の恐怖。
職場の面倒見のいい先輩。しかしその親切は、やがて私を不気味な廃墟へと誘う罠だった。背後で笑う、びしょ濡れの女の影と、それを操る先輩。怪談クラブが紐解く、善意に隠された、身代わりを求める恐怖。
夏の旅行で泊まった廃墟のようなペンション。開いたままの部屋には、真新しい布団と、中に眠る「誰か」。翌朝、その部屋は消え、ペンション自体も荒廃した廃墟に。怪談クラブが紐解く、泊まった者を二度と帰さない、時間の歪んだペンションの謎。
夏の恒例行事「肝試しナイトツアー」で、廃公民館に立ち寄った5人組。そこにいたのは、奇妙な動きをする無表情な女の子だった。女の子はテンションが高く、メンバーはドン引き。最後に訪れたのは...?
寂れたパチンコ屋の換金所で、Sさんは奇妙な「人間」と出会う。金魚のような目、作り物のような歯で不気味に笑うその正体とは?そして、その店には15年前から誰もいなかったというが…。
深夜、山道で迷い込んだ大学生4人組。そこに現れた廃ドライブインの窓から灯りが漏れていた。好奇心から中へ入ると、厨房から聞こえる不気味な音と、山姥のような老婆が「食っていくのかえ?」と問いかける。
心霊写真を撮るため、廃墟を訪れた写真部の大学生。現像した写真に映っていたのは、カメラを構えているはずの自分自身の顔だった。しかし、その顔は不気味に歪み、
夏休みの肝試しで訪れた廃宗教施設。そこで出会った男女4人組に誘われ、一行は禁断の地下室へ。彼らは服が裏返しで、異様な気配を纏い、やがて全員を闇へと誘う。
大学の友人たちと行った廃病院での肝試し。手探りの暗闇で、恐怖から手をつないだ相手は、冷たく骨ばった、人間ではない「何か」だった。怪談クラブが暴く、遊びに潜む、姿なき存在との不気味な接触。
小6の夏休み、廃校の女子トイレで肝試し。花子さんは「呼び出す」のではなく「呼ばれる」と噂される中、友人がその声に誘われる。やがて彼は奇行を繰り返し、遠い街へ。怪談クラブが暴く、廃校に潜む、遊びに誘い込む怪異の正体。