怪談クラブがお届けする、歌にまつわる怖い話特集。どこからか聞こえる古い歌声、意味を知らずに口ずさんだ歌詞、耳に残って離れない旋律。聞いた瞬間から感覚に入り込み、気づいたときには逃げ場を失っている恐怖を集めました。
怪談クラブがお届けする歌う幽霊の物語。うちの学校の夜の音楽室には噂によると歌う幽霊が出るらしい。 「アルト」 「テノール」 「ソプラノ」 「バス」。 四人の幽霊が四重唱を奏で、その歌を聞いた者は死ぬという。 夜の校舎に響く四重唱。その旋律を聞いた者は、もう二度と帰れない。
怪談クラブがお届けする、深夜のカラオケ店で起こった出来事。大学時代、友人たちとよく深夜のカラオケに行っていた。 駅前の古びた雑居ビルに入っている店で、フリータイムなら朝までいられる。 隣の部屋から聞こえてくる、人間離れした歌声。その部屋を覗いたことで、語り手は店に隠された恐ろしい秘密を知ることになる。
怪談クラブがお届けする、夢の中のステージに囚われた大学生の恐怖。大学二年の夏。学食で昼食をとっていた時、どこか懐かしいような曲が流れていた。明るく、少し古臭いアイドルソング。だけど、そのメロディのどこかに、微かな歪みがあった。その夜、私は夢を見た。甘いメロディの裏に潜む選ばれた者の地獄。