自殺のタグです
怪談クラブがお届けする、高層団地で遭遇した「落ちていく女の霊」の恐怖。夜な夜な聞こえる「バシン」という衝突音の正体は、九階のベランダの手すりを掴もうとする女の手だった。霊の目的は、助けではなく「道連れ」だった。
怪談クラブがお届けする、過去に自殺配信を行ったとされる「闇病みの女配信者」にまつわる話。削除されたはずの動画を視聴した友人は、「あなたが死ぬところを見せて」という呪いの言葉に追われ、精神的に追い詰められていく。
昭和の終わり、再開発のため古い町を地上げ屋が動いた。だが、一人だけ土地を手放さない頑固な老女がいた。彼女は暴力や冤罪で追い出されるが、その後、地上げに関わった者たちは次々と不可解な死を遂げていく。彼らを追い詰めたのは、老女の最後の言葉「全部解き放ってしまった」が意味するものだった。
一人暮らしの大学生の俺は、ある日から存在しない“彼女”にまつわる奇妙な出来事に遭遇する。俺しか知らないはずのエピソードを語る彼女の声。その正体は、目が吊り上がり、青白い肌の不気味な女だった。恐怖から引っ越した俺は、その後失踪し遺体となって発見される。そして、残されたスマホには…。
夜間警備員の俺が担当するオフィスビルで、深夜に14階の警報が鳴った。残業禁止のはずが、そこには卓上ランプの明かりの下、仕事をするサラリーマンの姿があった。声をかけると「すいません」と答えた男。だが、その背中に近づいた瞬間、男の首が胴体から外れて…。
怪談クラブがお届けする、深い森の奥で出会った呼吸する闇。 そこはもう、人間のための場所ではない。