怪談クラブがお届けする、昭和の夏休みに少年が東北の田んぼで遭遇した白く揺れるものの怪異。田んぼで見た謎の白い人影。少年は何かに魅入られてしまったのだろうか。祖父母が渡してくれた木像。夜に訪れた足音と焦げた木像が示す、見てはならない存在の正体とは。
怪談クラブがお届けする「或る失踪事件」の怪談。家族が血痕だけを残して消えた家、奇妙な儀式の痕跡、屋根にいた異形。警察官の証言から浮かび上がる恐怖の真相とは。
怪談クラブがお届けする「つながる番号」。一人暮らしを始めて半年ほど経った頃。夜の23時を少し過ぎた時間、スマホに「非通知」の着信があった。夜ごとに鳴る非通知の電話出るたびに、距離が近づいてくる。そして最後につながるのは、あなたの番号かもしれない。
怪談クラブがお届けする「山奥のカカシ」。業をしていた叔父から聞いた話。場所は東北のとある山奥。昭和の終わりごろの出来事。林業の現場で目撃されたそれは、本当に人が立てたものだったのか。夜の山に響く「ミシ……ミシ……」という足音が、今もどこかの森で聞こえているのかもしれない。
怪談クラブがお届けする「深夜のナースコール」。夜勤を始めて間もない頃の話。勤務していたのは、都内の総合病院。その夜は、私ともう一人の看護師の二人体制でした。空室のはずの病室からかかってくる電話。亡くなった母親の声は、今も息子を探しているのかもしれない。
怪談クラブがお届けする、昭和の家庭電話をめぐる怪異譚。奇妙なことが起き始めたのは、梅雨の終わり頃の夕方だった。その日は家族が全員出払っていて、一人で留守番をしていた。突然、電話が鳴った。夕方に鳴る無音の電話と、夜中に語りかけてくる声。その正体は、家の奥深くに眠っていた。
怪談クラブがお届けする、ジョギング中の恐怖体験。気分転換に夜のジョギングをするのが習慣になっていた。深夜、ジョギング中に見慣れない裏道へ入った私。そこで出会った、不気味に口が裂けた白い顔の女は、私を追う。帰宅後、ランニングアプリの記録から、通ったはずのない道の存在を知る。
怪談クラブがお届けする「見覚えのないクラスメイト」。昨日まではいなかったはずの一番後ろの席に、見慣れない女の子がいた。セーラー服に三つ編み。けれど、どこかバランスがおかしい。明らかに人間ではない異様な容姿。誰も疑わない中、気づいてしまった者だけが変わる。
怪談クラブがお届けする「鏡越しの個室」。郊外の夜景スポットからの帰り道、男女4人のグループが小さな公衆トイレに立ち寄った。深夜の公衆トイレで、鏡の中だけに映る誰か。鏡に映る奥の個室のドアは半開き。その隙間から、白い顔が覗いていた。その笑顔を見た者は、もう戻れない。
怪談クラブがお届けする「雑居ビルの階段」。都内某所にある、築40年以上の雑居ビル。中小企業が入る、ごく普通のオフィスだった。しかし社員の間では、密かにこう言われていた。「このビル、なんか気持ち悪くないですか?」古いオフィスビルに現れた存在しない階段。降りた者は、二度と戻れないかもしれない。
怪談クラブがお届けする語りの果ての怪談。オカルト研究サークルに所属するメンバーで挑んだ本気の百物語。多種多様な話を繰り広げるうちに変わっていく空気。百話目の先に待っていたのは、異世界の扉だった。語り手自身の「現実の終わり」その先にある真実とは一体。
怪談クラブがお届けする誘う霊の怪談。これは去年の夏、会社の先輩から聞いた実話。先輩たちは仲間数人と一緒に、郊外の河原でバーベキューをしていた。夏の河原で現れた三人組の男たち。なぜか溺れたふりをする彼らの笑顔の裏に潜むのは、過去に沈んだ亡霊たちの誘いだった。