ふとした瞬間、世界が少しだけズレる。 帰れない道、知らない景色、聞こえないはずの声。 そこはもう“こちら側”ではない。 怪談クラブがお届けする「異世界」の怪談。
怪談クラブがお届けする、深夜の旧道に現れる「境界地蔵」の怪談。吹雪の山道で白い服の女を見た長距離トラック運転手は、荷台に残された無数の泥の手形と、この世とあの世の境目にまつわる恐ろしい噂を知る。乗せてはいけない存在を描く、冬の山道の実話風ホラーです。
怪談クラブがお届けする、不思議な異界怪談。緑地公園を散歩していた主人公たちは、見知らぬ子供に誘われて、岩場の奥に存在する遊園地のような場所へ迷い込む。そこにはカラフルで、どれも曲線的な形をしていて、素材も分からないような不思議な光沢未来的な建物と、人間ではないような異様に美しい女が立っていた。
怪談クラブがお届けする、古い日本家屋を巡る不思議な怪談。不動産アプリで何度も見ていた田舎の広い家。偶然出張があり、その売り家を訪れた瞬間、主人公の中に知らないはずの記憶が流れ込む。そこは昭和の時代、自分が幼くして命を落としたかつての家だった。
怪談クラブがお届けする、森の奥で見つけた半開きのマンホールの怪談。底に広がっていたのは青空と、少しだけ違うもう一人の自分。軽い悪ふざけの代償に、裏世界へ降りたケンジは本当に同じ人間だったのか。
怪談クラブがお届けする、住宅街に残る奇妙な噂。父親の仕事の都合で、私は小学校の頃、ある地方の町に住んでいた。田舎と呼ぶほどではないが、住宅地と畑が入り混じった、のんびりした町だった。子供たちの間で語られる「バミューダトライアングル」で、本当に起きていた出来事とは。
怪談クラブがお届けする、役所で起きた奇妙な体験談。存在しないはずの地下二階で、静かに進められていた“別の転入手続き”の話。
怪談クラブがお届けする、大学構内に存在すると噂される別棟の話。地下深くへ続く校舎で出会った学生は、本当に同じ大学の人間だったのか。
怪談クラブがお届けする、深夜に偶然目にした奇妙なアニメの記憶。あれは平成の中頃の話だ。夜中にふと目が覚めてしまって、なかなか寝つけなくなった。 時計を見ると二時半くらい。翌日は休みだったし、無理に寝ようとするのも嫌で、なんとなくテレビをつけた。誰も知らないはずの回で、国民的キャラクターは静かに死を迎えていた。
怪談クラブがお届けする、都会の裏路地に現れる奇妙なコンセプトカフェの怪談。怪人を演じるはずの店で、客は思いもよらぬ選択を迫られる。
怪談クラブがお届けする、亡くなった友人のSNSが再び動き出す怪談。高校の同級生・ナオキが亡くなったのは、去年の冬だった。一周忌も過ぎ、ようやく気持ちが落ち着いてきた頃。ある日、俺のスマホが通知で震えた。「なおき が投稿しました」投稿される写真は次第に異界へと近づき、軽い冗談は悲鳴へ変わっていく。
怪談クラブがお届けする、深夜のチェーン店で起きた不可解な体験。 いつもの出口の先に広がっていたのは、決して出てはいけない場所だった。
怪談クラブがお届けする、帰り道で選んだ「近道」が、現実とは違う場所へ繋がってしまった夜の怪談。先頭を歩くシュンが突然言った。「こっちの道の方が近いよ。抜け道だから」初めて見る曲がり角だった。普段から地元を歩き回っているつもりだったが、その道の記憶がなかった。消えた友人と、戻れない路地の記録。