異世界のカテゴリです。
小学生のころ、友人が手に入れたファミコンソフトは、当時の性能をはるかに超える驚異的なゲームだった。だが、友人は突然死してしまう。後日、形見としてそのソフトを受け取った俺は、ゲーム内に閉じ込められた友人の言葉を目にする。そして、ソフトを預けた店も、跡形もなく消えてしまい…。
深夜、終電間際の駅。疲れて駅に向かう俺の前に、見慣れない階段が現れた。何気なく降りた先は、見慣れた駅に「似た」異空間。不気味な乗客が乗る電車に乗り込もうとした時、謎の男に助けられるが…。
友人と飲みに行った帰り道、古びたバス停で最終バスを待った俺たち。やってきたバスに乗り込むと、そこは昭和のネオンが輝く見知らぬ町だった。不気味な警官に連行された先で、助けを求める男の囁き声を聞き、必死に逃げ出すが…。
怪談クラブがお届けする、突然見知らぬ工業地帯に迷い込んだ男の恐怖。鉄面の男たちに追い詰められた彼を救った声の正体とは。
怪談クラブがお届けする、宇宙人を信じていた同級生の話。数年後、美しくなった彼女と再会するも、その言動の奇妙さから、成り代わられたことに気づく恐怖。
カルトサークルで始めた禁忌の儀式「百物語」。百話の怪談を語り終えた時、そこには消えた蝋燭と、真の恐怖が待っていた。怪談クラブが紐解く、怪談が怪異を呼ぶ、終わりのない物語。
演劇部の合宿中、顧問のU先生が「一服してくる」と言って姿を消した。彼の最後のLINEには「誰だお前は」の一文。数ヶ月後、古い集合写真に写るU先生そっくりの人物と、その合宿施設にまつわる過去の因縁が明らかになる。
ある日突然、最寄り駅近くに現れた見知らぬアーケード「ちのはな商店街」。吸い寄せられるように足を踏み入れた先は、どこまでも続く迷宮と化した異界。そこは巨大な頭部を持つ不気味なマスコットのような「住人」たちが、訪れた者を二度と帰さない場所だった。
夜間警備のバイト中、警告された「5号機」に乗った私。デパートにないはずの「9階」と、無表情な男の「降りますか?」という問いかけ。怪談クラブがお届けする、日常に潜む異界への扉の恐怖。
小学生の時、引っ越し先で見つけた奇妙な路地。初めて歩くはずなのに、胸がざわつくほど懐かしいその道の先にあったのは、人影のない昭和の横丁だった。異界への招き、怪談クラブがお届けする終わらない恐怖。