深い霧、古い祠、そして帰れなくなる山道。 人が踏み入れてはならない“境界”がそこにある。 自然の奥で静かに息づく異界の恐怖。 怪談クラブがお届けする「山」の怪談。
夏休み、早朝の森へ虫取りに出かけた親子。楽しんでいたはずの時間が一変する。木陰に立つ不気味な女の視線。振り向くたびに縮まる距離、そして向けられた指先は、なぜか幼い息子を指し示していた…。
怪談クラブがお届けする、山奥のキャンプ場で起きた静かな恐怖。 深夜に現れた女性たちは、助けを求める来訪者だったのか、それとも森に操られた存在だったのか。消えた友人の行方は、今も分からない。
深夜、ドライブで迷い込んだ山道。窓の外には、四つん這いで車と並走する「口の裂けた女」が。友人の悲鳴と、アスファルトに残された手形。怪談クラブが紐解く、走る車を狙い、幻覚を見せる怪異の恐怖。
怪談クラブがお届けする、林間学校の夜に起きた不可解な体験談。 友達の声に誘われた先で見たものは、人の形をした木だった。
怪談クラブがお届けする、山奥の廃線で起きた不可解な踏切作動と、霧の中を無音で走る消えた列車の怪異譚。
怪談クラブがお届けする山で出会った不思議な人物の怪談。春の山菜採りに向かった女性が遭遇した道案内をするおばさんの正体とは。
怪談クラブがお届けする「狐の恩返し」。 山で助けた白狐が、春に「女」となって現れた。 恩を返すというその笑顔の奥に、別の何かが潜んでいた。
怪談クラブがお届けする、深い森の奥で出会った呼吸する闇。 そこはもう、人間のための場所ではない。
怪談クラブがお届けする「山奥のカカシ」。 林業の現場で目撃されたそれは、本当に人が立てたものだったのか。 夜の山に響く「ミシ……ミシ……」という足音が、 今もどこかの森で聞こえているのかもしれない。
怪談クラブがお届けする「鏡越しの個室」。 深夜の公衆トイレで、鏡の中だけに映る“誰か”。 その笑顔を見た者は、もう戻れない――。
怪談クラブがお届けする、山奥の渓流で遭遇した怪鳥の怪談。 音を失った沢、異様な姿の鳥、そして戻らなかった釣り人。 人が踏み込んではいけない場所は、確かに存在する。
怪談クラブがお届けする山の怪異。 深夜のテントの外から聞こえた声――「開けて」。 もし、あの時ファスナーを開けていたら、どうなっていたのだろう。