深い霧、古い祠、そして帰れなくなる山道。 人が踏み入れてはならない“境界”がそこにある。 自然の奥で静かに息づく異界の恐怖。 怪談クラブがお届けする「山」の怪談。
怪談クラブがお届けする、夜の登山道で出会った奇妙な声の怪談。 姿を見せない老人の声に応じてしまったことで、少年たちは山の何かに目をつけられてしまう。 無視できなかった一言が、境界を越えるきっかけになる夜の記憶。
怪談クラブがお届けする、深山に棲む存在の怪異譚。 人の思考を読み、後悔や恐れが染みついた山で出会った「歩く者」。 考えることを禁じられた、その理由とは。
怪談クラブがお届けする山間部の高校で起きた不思議な神社の怪異。ふと山の中腹に赤い鳥居が見えた。あんなところに神社があっただろうか。小さいのに妙に存在感のある鳥居だった。いつか行ってみようと思った。授業中に見えた赤い鳥居を探しに向かった先で、主人公が遭遇した異形の存在と恐怖の体験を描く物語。
怪談クラブがお届けする、山の林道で遭遇した枯れ木のような女の恐怖。大学生の頃、写真サークルの仲間二人と紅葉を撮りに山へ行った。舗装された遊歩道から外れ、古い林業道のような細い道を歩いていたとき、空気が急に冷たくなった。視線を外すたびに距離を縮める異形の存在と、木へと変わりかけた足の謎を描く怪談。
怪談クラブがお届けする、霧にまぎれて人を誘う赤い影。登山が趣味で、週末には一人で山を歩くのが日課だった。前方に人影が現れた。赤い和服の女だった。こんな山奥に和装の女性?と不審に思う間もなく、彼女が静かにこちらを振り返った。それは美しさの裏に潜む、決して触れてはならない存在だった。
怪談クラブがお届けする、霧の中を進む婚礼の影。あれは数年前、女子中学生の行方不明事件が続いていた頃のことだ。近所の掲示板にもポスターが貼られていて、年の近い妹がいることもあり、他人事とは思えなかった。ある休日、気分転換に一人で近くの山へ散策に出かけた。 消えた少女が向かう先は、祝福の場なのか、それとも。
怪談クラブがお届けする山の守り神の怪談。登山道の入り口には、小さな社(やしろ)がある。錆びた鳥居と、古びた猿の木像が祀られていた。いつも安全を願って手を合わせてから山に入る。秋の山で遭遇した、熊よりも巨大な猿の影。それは恐怖かそれとも、山を護る神の姿だったのか。
怪談クラブがお届けする、山奥の非公認ルートで起こった神罰の怪談。去年の秋、昔からの友人4人で、某県の山奥、地図にも載っていない支尾根ルートを登りました。古びた祠を侮辱した傲慢な友人は、稜線上で突如湧いた黒雲から伸びた巨大な手に掴まれ、悲鳴もなく谷底へ投げ捨てられる。
怪談クラブがお届けする、小学生の遊び場だった裏山で遭遇した巨大なカマキリの怪物。昭和の終わり頃、私が小学生のときの話です。原っぱの奥、祠の手前のあたりに巨大なカマキリがいる。祠に逃げ込んだ語り手を救ったのは、落ち武者の墓場を守る「守り人」だった。その山が削られた後、謎の光の目撃談が広がる。
怪談クラブがお届けする、ドライブ中に迷い込んだ山道での恐怖。学生の頃、夏に友人と二人で山へドライブに行ったとき観光地から外れた、細い旧道を選んだのが間違いでした。道の先に立っていたのは、腰から下が蛇のようにうねる女。逃げても窓に張り付き追いかけてくる「蛇女」の正体は、ダム工事で社を潰された蛇神の祟りだった。
怪談クラブがお届けする、山奥の合宿所で起こった「神隠し未遂」の恐怖。学生の頃、学年全員で山奥の合宿所に泊まりに行ったことがあります。木造の古い建物で、夜になると辺りは真っ暗。 夕食に紛れ込んだ「見知らぬ生徒」が、一人の男子生徒を夢中にさせ、深夜の森へ誘い出す。
怪談クラブがお届けする、山中で遭遇した人面牛の妖怪「くだん」の予言。ハイキング中に現れたくだんは、語り手とその友人の運命を告げた。その予言が次々と現実となる中、語り手は自らの死の時期を迎えようとしている。