川、湖、海、そして夜のプール。 静かな水面の下に潜むのは、見てはならない“何か”。 水音と共に忍び寄る、冷たい恐怖。 怪談クラブがお届けする「水辺」の怪談。
怪談クラブがお届けする水の記憶の怪談。都市の片隅、誰も知らない戦前からある古い用水路の調査に出かける。ぬっと、それが顔を出した。青黒く湿った肌。 人の皮膚に魚の鱗を重ねたような質感。黒目の大きな目。その底に潜むのは、記録にも残らぬ何か、あなたを見上げる水底の眼。
怪談クラブがお届けする、水音のしない奇妙な川にまつわる怪談。中学生だったトオルは、川辺から聞こえるすすり泣きに誘われ、泥と髪にまみれた何かを見つける。その背中には逆さまの顔があり、「わらって」と囁いた。以来、彼の周囲では怪異が続き、やがて川辺には彼そっくりの人形が現れる。
怪談クラブがお届けする、流れるものにまつわる物語。大学4年の春休み、俺と友人のヒロシ、その恋人ユミ、そして当時の彼女ヨシコの4人で、山奥の観光地へ旅行に出かけた。通りかかった老人は警告する「滝へは行かないほうがいい」滝の音に混じって、呼ばれる声が聞こえたらもう、戻れない。
怪談クラブがお届けする、釣りに関する怖い話。夜の釣り場で出会った、時代錯誤な格好のギャル。あれは、仕事終わりに後輩と二人で夜釣りに出かけた時のことだ。向かったのは、人気の少ない川沿いの釣りスポット。そこに現れたギャル。彼女の異様な言動と、その存在は、水辺に潜む異形の恐怖へと誘う。