深夜のオフィス、残業中の足音、消えないメール。 働く日常の裏側には、見えない“何か”が潜んでいる。 怪談クラブがお届けする「仕事」の怪談。
怪談クラブがお届けする、雨の夜に現れる女の怪談。コンビニで深夜バイトをしていた大学生は、墓地への道を尋ねる不思議な女性と出会う。だが店長はその姿を見るなり顔色を変えた。昔の猟奇事件と奇妙な遺体、そして今も続く怪異の正体とは。
怪談クラブがお届けする、ある大企業に伝わる社内七不思議の怪談。新人研修を終えたばかりの女性社員は、深夜の女子トイレで泣く女の声を聞く。そこにいたのは、首だけを異様に伸ばした「ヤマギシさん」だった。やがて彼女は、会社中の女性社員に共通する奇妙な特徴へ気づいてしまう。
怪談クラブがお届けする、深夜営業のファミレスを舞台にした怪談。大学時代に二十四時間営業のファミレスで深夜バイトをしていたころ。朝5時前後になると現れる水を頼む客。彼女は静かに座り込み、知り合いと思われる男と話し、やがて疲れた客をどこかへ連れて行こうとしていた。
怪談クラブがお届けする、広告デザイナーが体験したフリー素材の怪談。鉄橋を走る車の広告写真に、誰も気づかなかった首吊り死体のような影が写っていた。素材サイトへ報告してから始まる異変。天井に揺れる影と、「被写体が特定できないため削除」という不気味な返信が残る。
怪談クラブがお届けする、お盆も営業する居酒屋で起きた怪談。帰省せず働いていた大学生と、巻き込まれた店長たちが、厨房奥の事務所で何かに連れていかれる。紫色の長い手、感謝を繰り返す二人、泣き叫ぶ青年。お盆に帰らなかった者を迎えに来た存在とは何だったのか。
怪談クラブがお届けする、宅配先で遭遇した現代ののっぺらぼう怪談。毎日顔を合わせるはずの住人たちが、ある日突然、顔のない姿で荷物を受け取りに出てくる。声も仕草も普段通りなのに、顔だけが存在しない。その異変に触れてはいけないという同業者の忠告が、恐怖をさらに深くしていく。
怪談クラブがお届けする、解体予定の古びたマンションで起きた不可解な体験。誰もいないはずの空間から、横顔だけを覗かせる女が現れる。音もなく現れては消え、その動きは人間のものとは思えない異様さだった。やがてその存在は建物の外へと広がり、別の場所でも同じように目撃され始める。消えたはずのものは、本当に消えているのか。
怪談クラブがお届けする、深夜の飲食店で起きた不気味な出来事。ワンオペの店に雨の夜、静かな家族連れが入ってきた。だがその家族は微動だにせず座ったまま。常連客の一言で、彼らが「生きた人間ではない」かもしれないと気づく。深夜二時の店には、時々別の客が来るのかもしれない。
怪談クラブがお届けする、冬の朝方に起きた異様な怪談。ゴミ収集車に飛び込んだはずの女。血はなく、誰も見ていない。そして夜、店に現れたのはあの顔だった。現実と幻覚の境界が崩れる恐怖。
怪談クラブがお届けする、誰もいないはずのオフィスで漂う甘い香水の怪談。すりガラス越しの女の影、内側から伸びる指、そして密室のエレベーターに残る匂い。逃げたはずなのに、香りだけが追いかけてくる恐怖。
怪談クラブがお届けする、配達員が迷い込んだ異様な住宅地の怪談。紫色の空と三階のベランダから見下ろす巨大な目。出口のない路地で出会った家族の異様な踊りと、静かに呼ぶ子供の声。日常の配達が、いつの間にか異界へと変わる瞬間を描く物語。
怪談クラブがお届けする、落とし物保管所で働く人が出会った奇妙な財布の話。誰も取りに来ないのに、なぜか戻ってくるその財布は、金ではなく別のものを回収していた。