夜の公園に現れる、首が360度回る女「メリーゴーランドさん」。彼女の問いに答えを間違えると、首を“こっち側”にされてしまうという。怪談クラブが語る、都市に潜む異形の恐怖と、その終わらない問いかけ。
怪談クラブがお届けする、深夜の地下鉄で遭遇した不可解な女の話。 終電間際、車内に現れる口だけ動かす女と、開かない扉。 その女に「気づかれた」人間の行き先とは。
怪談クラブがお届けする、畳の軋みと共に現れる気配の記憶。 そこはもう誰も住んでいないはずの家。だが、本当に無人だったのか。
夜中のコンビニで、顔のない店員と遭遇した私。突然流れ始めた爆音のBGMに追い立てられるように店を飛び出すが、後日ネットで同様の目撃談が。怪談クラブが暴く、深夜のコンビニに潜む、日常を歪める恐怖。
怪談クラブがお届けする、春の教室で始まった儀式の代償。 呼んだものは簡単には帰らない。 そして、それは誰かの中に残り続ける。
怪談クラブがお届けする、夢の中で選択を迫る女「夢子」の怪談。 古い日本家屋で繰り返される質問。 一つでも間違えれば帰れないその家で、最後に選ぶべき答えとは。
怪談クラブがお届けする、山奥の渓流で遭遇した怪鳥の怪談。 音を失った沢、異様な姿の鳥、そして戻らなかった釣り人。 人が踏み込んではいけない場所は、確かに存在する。
怪談クラブがお届けする、潮の満ち引きで姿を現す“沈んだ鳥居”にまつわる恐怖体験。封じられた岬に誘った謎の男の正体とは。
怪談クラブがお届けする海辺に現れた不可解な潮だまりの恐怖譚。取り残された魚のきらめきの奥に潜むものが、子どもたちを静かに引き寄せる。
怪談クラブがお届けする山の怪異。 深夜のテントの外から聞こえた声――「開けて」。 もし、あの時ファスナーを開けていたら、どうなっていたのだろう。
夏休み、一人で風景写真を撮るため山奥の森へ入ったミオ。古びた鳥居を見つけシャッターを切った瞬間から、道はねじれ、同じ場所をループし始める。そして、自分そっくりの木彫りの像と、木の上から覗く顔だけの異形。
怪談クラブがお届けする、通話時間にまつわる都市伝説。 18秒だけ繋がる番号の向こうで、助けを求める声を聞いたとき、もう引き返せなくなる。