不気味のタグ
夜間警備員の俺が担当するオフィスビルで、深夜に14階の警報が鳴った。残業禁止のはずが、そこには卓上ランプの明かりの下、仕事をするサラリーマンの姿があった。声をかけると「すいません」と答えた男。だが、その背中に近づいた瞬間、男の首が胴体から外れて…。
怪談クラブがお届けする、ゲームセンターの片隅にある奇妙なプリクラ機の物語。友人とふざけて撮影したプリクラに、見知らぬ女が写り込んでいた。
仕事で帰りが遅くなった夜、月明かりが綺麗な公園に立ち寄った私。ベンチに座ってぼんやりと影を眺めていると、木の影の中を高速で飛び回る「何か」を見つける。それは、目と口を縫い付けられた人間の生首だった…。
怪談クラブがお届けする、フリマで買った人形にまつわる奇妙な話。捨てても、燃やしても、なぜか手元に戻ってくる人形の正体とは……。
仕事帰り、駅前で信じられないほどの美人に声をかけられた。警戒しながらもついて行くと、生活感のない部屋に案内される。ぎこちない動き、フリーズする笑顔。隣の部屋から聞こえた「助けて」という声。怪談クラブがお届けする日常の恐怖
夏休み、おじいちゃんから「入ったら二度と戻れない」と聞かされていた側溝に落ちてしまった私。そこで出会った少年は、私を奥へ誘おうとする。友情が芽生えたその時、私はある違和感を覚える…。
夢の中で意識が覚醒し、出られなくなる私。舞台は薄暗い廃校舎。そこに現れたのは、巨大な顔だけの女だった。現実で起きた連続失踪事件との奇妙な符合。怪談クラブがお届けする、奇妙な夢から抜け出せなくなった女性の恐怖。
怪談クラブがお届けする和室のタンスから顔が出てくるという幼い頃の奇妙な体験。当時の俺はそれを怖がるどころか、面白がっていたが、大人になってその記憶を思い出した時、本当の恐怖に気づく。
夜の繁華街。ビルの非常階段から見下ろすと、そこにいたのは関節がぐにゃぐにゃに曲がり、ひとり踊り狂う女だった。数分後、ホストクラブから聞こえる悲鳴。そして女は、一人のホストに覆いかぶさると、そのまま消えてしまう…。
怪談クラブがお届けする、船旅で出会った恐怖。深夜の甲板で目撃した、船体に張り付く人影。それは海に棲む何かだったのか。
新しく引っ越したニュータウン。空き家だと思っていた隣の家が、夜になると「フッ、パッ」と不気味に明滅し始める。窓ガラスに映ったのは、笑っているのか泣いているのか分からない、家族のような三人の顔だった。
怪談クラブがお届けする、ライブハウスに棲みつく奇妙な存在の怪談。 演奏者にしか見えない客席の異変と、ステージに迫るそれの正体とは。