パチンコ屋で大勝ちし、気分良くトイレに入った俺は、個室にいる「異様に背の高い男」に遭遇する。不気味な声に怯えて店を後にするが、後日、常連のオバサンから聞いた話は、さらに俺を恐怖の底に突き落とす。そして大負けした日、再び現れた男が発した言葉は…。
深夜、終電間際の駅。疲れて駅に向かう俺の前に、見慣れない階段が現れた。何気なく降りた先は、見慣れた駅に「似た」異空間。不気味な乗客が乗る電車に乗り込もうとした時、謎の男に助けられるが…。
夜間警備員の俺が担当するオフィスビルで、深夜に14階の警報が鳴った。残業禁止のはずが、そこには卓上ランプの明かりの下、仕事をするサラリーマンの姿があった。声をかけると「すいません」と答えた男。だが、その背中に近づいた瞬間、男の首が胴体から外れて…。