学校のタグ
「入ってはいけない教室」と噂される、中学校の三階の教室。夜な夜な声が聞こえるというその部屋の鍵は、頑丈な南京錠で閉ざされていた。好奇心から近づいた私と友人。その時、カーテンの隙間から、逆さまにぶら下がった少女と目が合ってしまい…。
怪談クラブがお届けする、放課後の校舎に潜む恐怖。夕暮れの廊下を徘徊する奇妙な生徒。彼女の姿を見た者は、その「仲間」となる運命なのか。
夢の中で意識が覚醒し、出られなくなる私。舞台は薄暗い廃校舎。そこに現れたのは、巨大な顔だけの女だった。現実で起きた連続失踪事件との奇妙な符合。怪談クラブがお届けする、奇妙な夢から抜け出せなくなった女性の恐怖。
怪談クラブがお届けする、林間学校の夜に起きた不可解な体験談。 友達の声に誘われた先で見たものは、人の形をした木だった。
水泳部のプール清掃中、耳の奥から聞こえる「水音」。夜、布団に入ると再び聞こえ始めたその音は、やがて冷たい水と共に「細い、濡れた人の指」となって、私の頬を撫でる。怪談クラブが紐解く、耳の奥に潜む、水にまつわる怪異。
部活に向かうため階段を上るたび、3階と4階の間に座る、古びた学ランの生徒。声をかけても返事はなく、彼の顔は白く濁った目で笑っている。
怪談クラブがお届けする、学校から迷い込んだ夕焼けの別世界と、自分のコピーに遭遇する恐怖の物語。
ぬいぐるみと人形、どちらが好きか?」と問いかけ、答えた子どもの体を、ぬいぐるみや人形に変えてしまうという都市伝説の「オメロン博士」。それが、小学生の私と友達の前に、現実となって現れる。
怪談クラブがお届けする「見覚えのないクラスメイト」。 昨日まではいなかったはずのゴラチソさん。 誰も疑わない中、気づいてしまった者だけが変わる。
部活の合宿で訪れた合宿施設。職員から「入るな」と警告された203号室に、何者かが忍び込む。そこで見た、集合写真に写り込む同じ顔の女子生徒。その日から、彼女は姿なき存在に監視され始める。
怪談クラブがお届けする、体育館の倉庫で起きた放課後の怪異。 「誰かいるの?」声をかけたその先にいたのは、帰れなくなった少女の霊だった。
怪談クラブがお届けする学校の怪談「花子さんの手」。 放課後の旧校舎で出会ったその手は、ただの噂ではなかった。 呼びかけに応じた瞬間、足元から伸びる白い指が。