中学校の理科室に伝わる「裏山に呼ばれる」という言い伝え。好奇心から古い標本棚を開けた生徒は、不可解な夢と身体の変化に蝕まれていく。怪談クラブが語る、学校に潜む、おぞましきコレクションの物語。
中学の旧写真部室で見つけた、古びた井戸と不気味な影が写る一枚の写真。その日から、私を取り巻く奇妙な現象が始まり、やがて写真に写った「井戸の底」から何かが這い上がってくる。学校の怪談が、現実を侵食する。
高校時代の通学路、古びた地下道の壁に現れた異様にリアルな「顔」。友人はその顔に怯え消失し、今度は私の顔が歪み始める。怪談クラブがお届けする、日常空間が蝕まれ、存在が変質する奇談。
私たちの学校には奇妙な七不思議があった。文化祭の準備で遅くまで残ったある日、校内放送からの不気味な警告と、奇妙なタイミングで現れる「逆さまの女」の噂。底知れない闇、怪談クラブがお届けする一編。
深夜、紙とペンで12人の名前を書き出し、最後に自分の名前を13人目として加える「命の円」。その日から一年後、円に残る者たちの運命は?怪談クラブがお届けする、絶対にやってはいけない禁断の占い。
南棟の階段裏に語り継がれる“行ってはいけない時間”――午後4時44分。そこに現れる「顔のないクラスメイト」に話しかけると、あなたも“裏クラス”へ誘われる。日常に潜む異質の存在が、静かに教室を侵食していく…。怪談クラブがお届けする、学校にまつわる都市伝説。
田舎の中学校に伝わる「七不思議」。好奇心旺盛なH君がその「裏側」を調べ始めたことで、決して触れてはならない「八番目の不思議」に巻き込まれていく。夜の図書室に響く異音、そして友人の体に現れた異変とは…?怪談クラブがお届けする、学校にまつわる恐怖。