中学2年生のKちゃんは、放課後の旧校舎の女子トイレで、隣の個室から聞こえる「こっち、きて」という声に違和感を覚える。そして、床下から這い出てきた異様に細く白い「指」が、Kちゃんの足元に迫る。
小学6年で転校した先で、Kは旧校舎の女子トイレに潜む「花子さん」の噂を聞く。好奇心から呼びかけた先に現れたのは...。怪談クラブが暴く、姿なき存在に囚われた少年の、終わりなき悪夢。
小6の夏休み、廃校の女子トイレで肝試し。花子さんは「呼び出す」のではなく「呼ばれる」と噂される中、友人がその声に誘われる。やがて彼は奇行を繰り返し、遠い街へ。怪談クラブが暴く、廃校に潜む、遊びに誘い込む怪異の正体。
高校の美術室に置かれた、笑っているように見える石膏像「マチコの生首」。その顔は日ごとに変化し、写真に収めると異形の姿を現す。やがて、その像は誰もいない部室から笑い声を響かせ始める。
中学校の理科室に伝わる「裏山に呼ばれる」という言い伝え。好奇心から古い標本棚を開けた生徒は、不可解な夢と身体の変化に蝕まれていく。怪談クラブが語る、学校に潜む、おぞましきコレクションの物語。
私たちの学校には奇妙な七不思議があった。文化祭の準備で遅くまで残ったある日、校内放送からの不気味な警告と、奇妙なタイミングで現れる「逆さまの女」の噂。底知れない闇、怪談クラブがお届けする一編。
南棟の階段裏に語り継がれる“行ってはいけない時間”――午後4時44分。そこに現れる「顔のないクラスメイト」に話しかけると、あなたも“裏クラス”へ誘われる。日常に潜む異質の存在が、静かに教室を侵食していく…。怪談クラブがお届けする、学校にまつわる都市伝説。
田舎の中学校に伝わる「七不思議」。好奇心旺盛なH君がその「裏側」を調べ始めたことで、決して触れてはならない「八番目の不思議」に巻き込まれていく。夜の図書室に響く異音、そして友人の体に現れた異変とは…?怪談クラブがお届けする、学校にまつわる恐怖。