宅配ボックスのないマンションに現れた、制服も荷物もない「宅配」の女。監視カメラにも映らず、誰の記憶にも残らないその存在は、やがて主人公の部屋の前に現れ、恐怖の真実を告げる。
乗り換えに失敗し、辿り着いた無人駅の近くにあった、格安の古びたホテル。案内された五号室の押し入れは、空っぽなのに“何かがいる”気配に満ちていた。怪談クラブがお届けする、旅先で遭遇した悪夢。
彼氏と別れた夜、一人で車を走らせた私を待っていたのは、闇夜に繰り返し現れる「赤いワンピースの女」だった。バックミラー、そして窓――視界の隅に映り込むその顔が、じわりと迫り、私を恐怖の淵へ突き落とす。夜のドライブが、二度とできない悪夢へと変わる…。怪談クラブがお届けする、夜道に潜む恐怖。
夜の釣り場で出会った、時代錯誤な格好の“ギャル”。彼女の異様な言動と、その存在は、水辺に潜む異形の恐怖へと誘う。怪談クラブがお届けする、釣りに関する怖い話。