怪談クラブがお届けする、マッチングアプリで出会った美女の「異界への誘い」。私はマッチングアプリにハマっていました。仕事が忙しくて出会いもないし、軽い気持ちで始めただけでした。アイドルのような彼女と夜景を楽しんだ後、細い山道へと誘われる。彼女の正体は、無数の仲間が待つ闇の存在だった。
怪談クラブがお届けする、高層団地で遭遇した「落ちていく女の霊」の恐怖。夫の転勤で、引っ越した郊外の高層団地。夜な夜な聞こえる「バシン」という衝突音の正体は、九階のベランダの手すりを掴もうとする女の手だった。霊の目的は、助けではなく「道連れ」だった。
怪談クラブがお届けする、終電間際の駅の女子トイレで起きた恐怖体験。仕事が終わったのが、いつもよりだいぶ遅かった。 終電ギリギリの時間で、駅の構内もほとんど人がいなかった。誰もいないはずのトイレで、四つの個室が一斉に施錠され、中から同じ顔をした四人の女が現れる。
怪談クラブがお届けする、海沿いのリゾートホテルで目撃した「無言の行列」の恐怖。気分転換にひとりで海沿いのリゾートホテルに泊まったときのこと。夜の砂浜で、等間隔で歩く濡れた服の人々の集団。彼らはまるで海の底から上がってきたように見え、最後に「先頭の誰か」が語り手を静かに見つめる。
怪談クラブがお届けする、解体中の空き家で目撃された「空間に立つ女」の恐怖。夏場は草が伸び放題で、通りかかるたびにちょっと怖い雰囲気の廃屋。屋根や壁がなくなっても同じ場所に立ち続けるおばさんの霊。その存在は、建物が消えた後もなお、その場所に縛られ続けていた。
怪談クラブがお届けする、小学校の七不思議「人体模型さん」にまつわる恐ろしい話。私が通っていた小学校には、「人体模型さん」という怖い話がありました。理科室で消えた生徒は、体半分が新しい模型にすり替わっていた。数年後、廃墟となった学校で、語り手は体半分しかない白衣の男と遭遇する。
怪談クラブがお届けする、山奥の母方の実家に封印されていた「魂の抜けない人形」の恐怖。母方の実家は、山奥の小さな集落にある。 蔵の窓に現れたのは、顔が塗りつぶされた異形の影。それは、自分が人間だと思い込んだまま、蔵に閉じ込められた存在だった。
怪談クラブがお届けする、山奥の無人駅で遭遇した恐怖。山奥の無人駅に行くのが、昔から好きでした。ふと休日に思い立って、ネットでたまたま見つけた山間の小さな駅へ向かいました。写真を撮ろうとしたとき、森の中に黒い影が見える。その影は、木の幹に体を貼りつけ、最後は口角を裂くような笑顔で語り手に迫る。
怪談クラブがお届けする、山奥の非公認ルートで起こった神罰の怪談。去年の秋、昔からの友人4人で、某県の山奥、地図にも載っていない支尾根ルートを登りました。古びた祠を侮辱した傲慢な友人は、稜線上で突如湧いた黒雲から伸びた巨大な手に掴まれ、悲鳴もなく谷底へ投げ捨てられる。
怪談クラブがお届けする、小学生の同級生が体験した「アブダクション(誘拐)」の物語。小学校の高学年の頃友達のマサオが、 教室に来るなり真顔で言いました。「昨日、宇宙人に会った」UFOを見たという友人が持ってきたのは、黒光りするゲーム機。しかし、次の日、その友人の存在はクラス全員の記憶から消えていた。
怪談クラブがお届けする、深夜の繁華街で遭遇した異形の存在。忘年会の帰り、職場の同僚と、繁華街の裏通りを飲み歩いていた。裏通りで見たのは、ランドセルを背負った子供の姿。その正体は、無数の腕でビルをよじ登り、主人公を「お父さん」と呼んで執拗に追い詰める異形の老人だった。
怪談クラブがお届けする、出張先の地方都市で遭遇した幻の弁当屋の物語。まだスマホもなかった90年代の頃。地方出張に行った時の話だ。ヨボヨボの老婆と異様に太い腕を持つ「奥の人」が作る弁当は、極上の美味。その店は、地元の人間には見えず、旅人にしか現れない時空の隙間に存在していた。