怪談クラブがお届けする、優秀な同僚を追い詰めた「呪いの依り代」の物語。幻覚のように現れる女の霊と、そのたびに音を立てる奇妙な黒い石。その石を砕いたことで、呪いは終わるが、呪いの「代償」はどこへ向かうのか。
怪談クラブがお届けする、転勤で引っ越した先の山裾の集落で起きた恐怖。昼間は廃屋のはずの隣家から、夜になると挨拶に来た家族。その家族の正体は、娘を「仲間」に引き込もうとする、人ならざる存在だった。
怪談クラブがお届けする、深夜のドライブで訪れた有名な心霊スポットでの恐怖体験。橋の欄干に立ってはいけないはずの場所に、カメラのファインダー越しに無数の顔が映り込む。谷底からゆっくりと這い上がってくる影に、友人は無言のまま加速する。
怪談クラブがお届けする、肝試しで訪れた廃トンネルでの異常な体験。トンネルの入り口を塞ぐように、無数の顔写真が貼られたカカシの群れ。そのカカシがトンネルを抜けた先にまで移動し、車を取り囲む。
怪談クラブがお届けする、終電後の深夜、近道のために通った竹藪で遭遇した恐怖。声をかけてきたイケメンの正体は、無数の脚を持つ異形の存在。首に巻いた竹で身を吊り、獲物を誘う「ムカデのような男」だった。
怪談クラブがお届けする、放射線技師が目撃した病院の死兆。MRIやCTの検査画像に浮かび上がる、七三分けで目の落ちくぼんだ「見覚えのある男の顔」。その顔が映った患者は必ず急変死を遂げる。病院を徘徊するその男の正体とは。
怪談クラブがお届けする、高額な報酬に釣られて引き受けた空き家の清掃バイトでの恐怖体験。隠された地下室で見たのは、にやけた恵比寿顔の男の霊。その霊が憑依した大学生は、数週間後、依頼主を殺害する。
怪談クラブがお届けする、サービス終了したはずのスマホゲームが再起動した恐怖。懐かしい推しキャラが待つ画面の裏には、薄暗い地獄の風景と、現実の人間を巻き込んだ「新たな冒険」が隠されていた
怪談クラブがお届けする、転勤で格安の物件を探していた語り手が遭遇した恐怖。破格の家賃の裏には、奇妙な隠し階段と、古いお札で封印された部屋があった。その部屋で見たものは、「子供の霊」を探していたという「先住者の影」だった
怪談クラブがお届けする、過去に自殺配信を行ったとされる「闇病みの女配信者」にまつわる話。削除されたはずの動画を視聴した友人は、「あなたが死ぬところを見せて」という呪いの言葉に追われ、精神的に追い詰められていく。
怪談クラブがお届けする、無職の男が深夜の部屋で体験した奇妙な話。安値で手に入れた美少女フィギュアに熱中する日々、部屋の隅に現れたのは、そのフィギュアに囁く「もう一人の自分」のような男の影だった。
怪談クラブがお届けする、インターネットで見つけたという「カリヤマスミコの呪い」にまつわる話。嫌な上司を消すために呪いに手を出した友人は、やがてその呪いの「器」となり、異形の呪いに蝕まれていく。