中学生の不良Yがバイク事故で心肺停止、そして奇跡的に蘇生。彼が語ったのは、赤黒い霧と無数の悲鳴に満ちた「地獄」の光景だった。怪談クラブが暴く、死の淵で見た地獄と、仲間たちを巻き込む不可解な「順番」の恐怖。
免許取り立ての高校時代、地元で噂される心霊スポット「蛇坂トンネル」へ肝試しに赴いた若者たち。そこは、旧日本軍の人体実験が行われたという“蛇腹村”への道だという。そこで彼らが遭遇したのは、異様な蛇の肉塊と人型が融合した「何か」だった。
大学の友人と訪れた山中の廃病院。謎の泣き声に誘われる中、友人が消え、枕元に古い懐中電灯が。その光は、闇に潜む無数の影と「おいで」と誘う声を示す。怪談クラブが贈る、廃墟に潜む光と闇の招待状。