怪談クラブがお届けする、廃車処理場で語られる静かな実話怪談。 プレス機の中から聞こえた声は、気のせいではなかったのかもしれない。
怪談クラブがお届けする、深夜の国道で出会った奇妙な交通誘導員の怪談。赤い反射材をつけた人形が、路肩で誘導灯を振っていた。工事だろうと思い、車を止めた。人形にしては滑らかすぎて、中に人が入っているようにも見える。人形のように規則正しく動くその存在は、会話ができるのにどこかおかしかった。
怪談クラブがお届けする、亡くなった友人のSNSが再び動き出す怪談。高校の同級生・ナオキが亡くなったのは、去年の冬だった。一周忌も過ぎ、ようやく気持ちが落ち着いてきた頃。ある日、俺のスマホが通知で震えた。「なおき が投稿しました」投稿される写真は次第に異界へと近づき、軽い冗談は悲鳴へ変わっていく。
怪談クラブがお届けする、昭和の終わりの小学校で語り継がれた花子さんの記憶。 まだ校舎のトイレがとても暗く、昼間でも湿った匂いが残っていた時代。当時、小学校ではトイレの花子さんの噂が大流行していた。噂だと思っていた存在は、あの日、確かにそこにいた。
怪談クラブがお届けする、深夜のチェーン店で起きた不可解な体験。 いつもの出口の先に広がっていたのは、決して出てはいけない場所だった。
怪談クラブがお届けする、吹奏楽部の倉庫で見つかった一冊のアルバム。 何年分の写真にも写り続ける少女は、写真の中だけの存在ではなかった。
怪談クラブがお届けする、通過するだけの駅に降りてしまった夜の怪談。 急行が止まらないはずの駅で、静かに待っていたものとは何だったのか。
怪談クラブがお届けする、深夜のコンビニに現れた無表情の群れ。 笑わないはずの顔が笑った時、そこにはもう人間はいなかった。
怪談クラブがお届けする、安さの裏に潜む恐怖。 “事故物件”に引っ越した友人が語りかけていたのは——壁の“向こう側”の誰かだった。
怪談クラブがお届けする、山間の集落に伝わる怪異「おべべさん」の話。 近道の先で出会ったのは、人の皮をまとう存在だった。 着るものを探すそれは、今も山を彷徨っている。
怪談クラブがお届けする、夜の公園で聞こえる正体不明の足音の怪談。鏡の前で少し呼吸を整えた後、何もいないことを確認して外へ出る。再び走り始めると、やっぱり背後でコツコツ、コツコツと足音がついてくる。振り向いた。いない。止まっても、逃げても、声だけはついてくる。
怪談クラブがお届けする、地方都市の立体駐車場で起きた奇妙な体験談。隣の車の後ろに、おじさんがしゃがみ込んでいた。背中を丸め、車の後方に顔を寄せている。体調が悪いのか、酔っているのかと思い、声をかけた。静かな夜、返却した車のそばで出会ったのは、この世にいないはずの存在だった。