怪談クラブがお届けする、帰り道で選んだ「近道」が、現実とは違う場所へ繋がってしまった夜の怪談。先頭を歩くシュンが突然言った。「こっちの道の方が近いよ。抜け道だから」初めて見る曲がり角だった。普段から地元を歩き回っているつもりだったが、その道の記憶がなかった。消えた友人と、戻れない路地の記録。
怪談クラブがお届けする、深夜の山道で出会った「彼女」にまつわる怪談。ヘッドライトの先に人影が浮かび上がった。白いワンピースを着た若い女性が、街灯ひとつない山道を、とぼとぼと歩いていた。スマホの灯りもなく、こんな時間にひとりでいるのは危険すぎる。助けたつもりの親切が、取り返しのつかない結末へと向かっていく。
怪談クラブがお届けする、海沿いの崖で起きた見守り活動の裏側に潜む怪異。その崖は、昼間は観光スポットとして人気がある。海風が気持ちよくて、夕陽が綺麗で、たまにドラマのロケにも使われるほどだ。けれど夜になると、まるで別の場所みたいに空気が変わる。自殺防止の現場で、崖下に待ち受けていたのは、人ではない何かだった。
怪談クラブがお届けする通勤路で遭遇した不可解な二人の影の怪談。毎日同じ姿勢でしゃがみ続ける理由と、向き合った時に見えた真実とは。
怪談クラブがお届けする、山頂の展望台で遭遇した空中を滑る謎の男の恐怖。ぼんやり景色を眺めていると、子どもが突然声を上げた。「ねえ、雲の上に人がのってる。お父さん見て」だが次の瞬間、母親が喉を掠らせるような声を上げた。「やだ…なんであれ…」雲の上から近づく存在の正体とは。
怪談クラブがお届けする、フリマで紛れ込んだ人形が招くすり替わりの恐怖譚。フリーマーケットに出かけて帰ってきた時、バックの中に見知らぬ人形が紛れ込んでいた。その日から奇妙なことが続き、友人に相談する。知らない声、変わっていく友人、供養中の叫びが凍りつく物語。
怪談クラブがお届けする、灯台に潜む異形の子どもたちと遭遇する恐怖譚。彼女と二人で旅行に出かけた時のことだ。観光地をいくつか回り、そろそろ夕暮れという頃に、彼女が灯台の存在を教えてくれた。海を見渡せる絶景らしいというので立ち寄ることにした。夕暮れの絶景に潜む棲みつくものの気配が背筋を冷やす物語。
怪談クラブがお届けする、昭和の住宅地で囁かれたせいたかのっぽさんの噂が現実となった恐怖体験。俺が小学生だった昭和の頃、地元では妙な警句があった。「夜遅くまで帰らない子は、せいたかのっぽさんに攫われるぞ」当時テレビの「のっぽさん」の優しい印象が強く、たいして怖いとは思わなかった。公園に現れた異形の長身の影とは。
怪談クラブがお届けする、間違いテレビ電話から始まった理想の彼女との出会いが、じわじわと本性を現す恐怖譚。最近友達は引っ越して、新しい部屋で突然彼女ができたと言ってきた。間違い電話で話が盛り上がったらしい。部屋の中からかかってくるはずのない相手とは。
怪談クラブがお届けする、高層の足場で目撃された踊るように落ち続ける女の怪異。工事現場で起こった恐怖の光景。俺がビルの改修工事に関わっていた時の話だ。そこそこ大きなビルで、外周には足場が組まれていた。高層階の作業には慣れていたが、足場は常に緊張感がある。一つ間違えば落ちて死ぬ。
怪談クラブがお届けする、側溝の奥から友達の声が聞こえる奇妙な体験談。平成の初め頃。当時の俺は流行っていたゲーム機を持っていなかった。みんなはそのゲームで盛り上がり、俺は自然と仲間から外れていった。孤独な少年が呼ばれた声の正体とは。
怪談クラブがお届けする、高架下でスケボーをしていた青年が出会った不自然な女の子の話。誰にも迷惑がかからない高架下で一人でスケボーの練習をしていた。ずっとみてくる女の子。しかし何かがおかしい。逆向きに走って迫る彼女と、コンビニまで追い込まれる一夜の出来事を描く都市型怪談。