怪談クラブがお届けする温泉地で起きた不気味な体験談。ぼんやり湯気を眺めていたとき、白い煙の向こうに人影のような形が見えた。最初は気にしなかったが、 その影は崩れず、逆に輪郭がはっきりしていく。湯気の向こうに現れた影は、土地神が姿を失い形を真似たものだったのか。女性主人公の視点で描く山奥の宿の怪異。
怪談クラブがお届けする、1990年代の団地で子どもたちを悩ませた団地に住んでいない悪ガキたちとの遭遇譚。あれは1990年代初頭、俺がまだ小学低学年だった頃。 当時は今ほど防犯意識も厳しくなく、大型団地では子どもが昼も夜も外で走り回っていた。屋上の貯水槽へ消える彼らの正体に迫る怪談。
怪談クラブがお届けする、山の林道で遭遇した枯れ木のような女の恐怖。大学生の頃、写真サークルの仲間二人と紅葉を撮りに山へ行った。舗装された遊歩道から外れ、古い林業道のような細い道を歩いていたとき、空気が急に冷たくなった。視線を外すたびに距離を縮める異形の存在と、木へと変わりかけた足の謎を描く怪談。
怪談クラブがお届けする、一人暮らしの夜に隙間から侵入してくる異様な老婆。一人暮らしを始めて半年ほど経った頃の話だ。夜の仕事を終えて帰宅し、マンションのエントランスで郵便受けを確認していた。手紙を取り出して仕分けていると、背後からしわがれた女の声がした。「ねえ、そこ…開けておくれ」
怪談クラブがお届けする、学校の七不思議。普段使われていな旧校舎の長い廊下。ある放課後、俺と友達二人で長廊下を走って遊んでいた。知らない低学年くらいの女の子が現れかけっこしようと言う。腕が、ありえない長さで床を叩いている。オミちゃんと遭遇した小学生たちの恐怖体験。
怪談クラブがお届けする、中学の頃、友達の家に遊びに行くといもしない姉のことを話す友人。友人宅の二階にある謎の扉と、そこに現れた得体の知れない女をめぐる恐怖の物語。
怪談クラブがお届けする、裏山の廃屋で遭遇した老婆と消えた友人をめぐる恐怖の物語。裏山の廃屋に肝試しに出かけた3人の小学生。誰もいないはずの廃屋で遭遇した不気味な老婆と、友人の消息に関する怪談。
怪談クラブがお届けする山奥の心霊スポットで出会った三人組の正体と、逃げ遅れれば何が起きていたのかを描く怪談。
怪談クラブがお届けする不思議な深夜体験の物語。夜景が見たいと言われて、当時ネットで話題になっていた、夜でも出入りできる高層ビルに行くことになった。深夜ドライブの帰りに立ち寄った高層ビルで、存在しない階段、骸骨のような警備員、潰れた顔の女と遭遇する恐怖を描く。
怪談クラブがお届けする通勤中に迷い込む不可解な駅の怪談。いつもの通勤電車が異様に混んでいて、身動きが取れないほどだった。しばらく揺られていると、聞き慣れないイントネーション。駅名も知らないものだった。見知らぬ駅名、異様な乗客の視線、救ってくれた女性の正体。降りてはいけない場所がある。
怪談クラブがお届けする、地方の民泊に現れた首だけの少女の怪異。一週間だけ滞在することになり、安い民泊を借りた。築浅で綺麗な家で、オーナーの対応も丁寧だった。最初の二日は本当に普通だった。だが三日目あたりから、説明できない違和感が出てきた。静かな二階から聞こえる音の正体を描く恐怖の体験談。
怪談クラブがお届けする、深夜の漁港に現れた逆さに走る船と、底に張り付く無数の腕の恐怖を描く海の怪談。三年前の夏の終わり頃、釣りが唯一の趣味になっていた私は、週末になるとよく深夜釣りに出かけていた。波の音や夜風にあたると、仕事の疲れがすっと消えるような気がした。浜辺で見たものとは。